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「ディープステート=闇の政府」の正体とは?

今回は、アメリカのトランプ大統領が戦っているとされる「ディープステート」について話します。

今年11月のアメリカ大統領選挙を前にパンデミック騒動や、人種差別に対するデモ活動などでアメリカは大混乱の最中ですが、トランプ大統領は、「私はディープステートとずっと戦ってきた」

「このまま続けられれば、ディープステートをぶっ壊せるかもしれない」と「Qアノン」をはじめとする支持者たちにアピールしました。

このトランプ大統領がいう「ディープステート」とは、どのような存在なのでしょうか?

 

オーストラリアのSKYニュースが制作した「The Deep State」というドキュメンタリーで語られる「ディープステート」は、第二次世界大戦後、米ソ冷戦を背景に1947年に CIA(中央情報局)が作られたところから始まり、1952年に通信諜報活動を専門とするNSA(アメリカ国家安全保障局)が作られ、国内捜査を専門とするFBI(連邦捜査局)などを含めた国家諜報機関を基盤として形成されたとしています。

国民投票で選ばれる大統領が4年間あるいは8年間(最長2期)の任期で交代していくのに対して、諜報機関に根ざした闇のネットワークは長期的に国家の安全保障と外交、国内の情報操作にも関わり、大統領以上の権力を持って、アメリカという国を支配してきたというのです。

そればかりか、ドナルド・トランプ氏が大統領に就任すると、彼らは組織を上げてトランプ大統領の活動を妨害し続けてきました。

その最も顕著な実例が、トランプ氏を当選させるためにロシアの裏工作があったとする「ロシアゲート」です。

その疑惑はまったくの濡れ衣であったことは今年5月7日に司法省がマイケル・フリン前大統領補佐官に対する偽証罪の起訴を取り下げたことではっきりしています。

「ディープステート」はこれまで様々な裏工作を仕掛けてきたとされますが、SKYニュースのドキュメンタリーでは、「監視活動」「他国への内政干渉」「国内の情報操作」の3点を挙げています。

 

監視活動

「監視活動」は、2001年の9.11同時多発テロ事件をきっかけに、ブッシュ大統領が「テロとの戦い」を高らかに宣言したことから拡大。

インターネット、スマホ、SNSといったIT環境が、アメリカ政府による高度な監視活動を可能にしました。

2013年、元CIA職員のエドワード・スノーデンがネット監視の実態を暴露しています。

それによると、アメリカの諜報機関はビックデータの技術を駆使して、全人類規模の監視活動を行なっているというのです。

そればかりか、個人のプライバシーを保障すべき、グーグル、アップル、フェイスブックなどの企業もこれらの諜報監視活動に協力していることが暴かれました。

ドキュメンタリーには、スノーデンに先駆けて、NSAの内部告発者となったトーマス・ドレイクが登場しています。

他国への内政干渉

「他国への内政干渉」は、1953年、CIAの内政干渉によるイラン政府打倒に始まり、

南米諸国でのクーデターや反乱グループなどを支援してきました。

ドキュメンタリーでは、1963年のケネディ大統領暗殺は、CIAを中心とする諜報機関ネットワークとの対立に原因があったことも示唆されています。

ディープステートによる内政干渉は、その後、世界中に拡大し、中東地域を過酷な戦場に変貌させていくことになります。

国内の情報操作

「国内の情報操作」では、アメリカの各種メディアが諜報機関ネットワークの監視下にあることが語られています。

トランプ大統領は、「民主党、メディア、そしてディープステートは、私たちを止めるのに必死なんだ。

彼らにとって、私たちが存在すること自体が脅威なのだ。

時間はかかるが、私たちは汚いものを洗い流し、見張っていかなければならない。」

とスピーチしています。

そして、国家の諜報機関に強大な権力を与えてしまっていることについて、「アメリカ国民が決める必要がある」と強調しています。

 

世界の警察として他国への内政干渉を続け、そのことで世界の平和が脅かされること以上に、アメリカ自体が他国に戦争を仕掛け、他国の内戦を煽り、多くの人命を犠牲にしてきたことは歴史をさかのぼればあきらかです。

我が国にも政治やメディアを中心に多くの工作員が潜入しているようです。

ディープステートと呼ばれている諜報機関のネットワークの背後にさらなる司令塔や黒幕が存在します。

裏工作の実行犯である諜報機関、それと共謀する政治家たちやメディアの姿が具体的に見えてきだしました。

Qアノンによると、これまで悪事をはたらいて私腹を肥やしてきた権力者たちが続々と逮捕されるとのことですが、

世界はどう動くのかしっかりと見極めたいところです。

 

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