この教えは、武道やスポーツだけに通ずるものではありません。
この世界は全てバランスで成り立っています。
バランスが崩れたものは・・・倒れます。
「心技体」とは、精神力(心)、技術(技)、体力(体)の3つの要素がバランス良く整っている状態を指します。
特に、スポーツや武道の世界でよく使われますが、現代では仕事や学業など、様々な場面でその重要性が認識されています。
「心技体」のバランスが取れていると、最大限の力を発揮できるという考え方です。
例えば、いくら体力があっても、技術が優れていても、精神力が弱ければ、本番で力を発揮できないことがあります。
また、技術力が高くても、体力がなければ、長時間の練習や試合に耐えることができません。
精神的な強さ、集中力、モチベーションなど、競技や仕事に取り組む上で不可欠な要素です。
技術、スキル、知識、能力など、身につけたものを発揮する力です。
体力、健康、身体能力など、精神力や技術を最大限に発揮するための基盤です。
このように、「心技体」の3つの要素は相互に影響し合い、バランスが取れている事が大切です。
このバランスを意識することで、スポーツや武道だけでなく、仕事や学業など、様々な分野でより高いパフォーマンスを発揮することができます。
精神的な強さの元で、知識を蓄え、体を鍛える。
もちろんどれが崩れてもダメなんですが、「心」の乱れは影響が最も大きい。
「技」、「体」はしっかり鍛えていれば中々崩れるものではないのですが、「心」は乱れやすく、崩れやすい。
近年はそのことが見直され、スポーツでメンタルトレーニングを導入する事によって、パフォーマンスが安定したり、より以上の能力が発揮されるようになりました。
精神的なストレスや心の乱れが、身体にも影響し、気の流れを悪くするといった考え方です。
つまり、心の状態が乱れると、それによって身体の調子も乱れ、気の流れが滞ってしまい、さまざまな症状を引き起こす可能性があるということです。
「病氣」という感じは「氣」が病むと書きます。
風邪、ウイルス感染なども「氣」が安定していると影響がないという事も分かってきています。
また、心が乱れる事によって変な宗教を引き寄せたり、ネガティブな情報に引っぱられ騙されたりするなど、正しい判断ができないという事に繋がります。
何事も偏らず、バランスを大切にする。
これによって正しい情報を見極め、欲しい未来を引き寄せる事に繋がります。
しっかり意識して、考え続け、成長し続けましょう。