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世界的な投資家 ウォーレン・バフェット(Warren Edward Buffet)

 

世界的に有名な投資家、ウォーレン・バフェット氏を紹介しようと思います。

彼は、アメリカの投資家で慈善事業家でもあります。

世界最大の投資持株会社バークシャー・ハサウェイの筆頭株主で、

1969年から会長兼CEOを務めています。

1994年、経済誌「フォーブス」の世界長者番付の1位。

2006年、約370億ドル(当時の日本円で約4兆3000億円)を

財団ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金などに寄付。

自らの財産の8割以上を手放しました。

 

「1億円払ってでも話を聞きたい」と言われる人物です。

 

また、億万長者にもかかわらず郊外の質素な家に住み続け、

収入の大部分を慈善事業に寄付しています。

このことから、彼は生まれ故郷、ネブラスカ州オマハの名を使い

「オマハの賢人」と称されています。

 

コカ・コーラやアメリカン・エキスプレスなど、

有名なグローバル企業の株式を数十年も保有していますが、

途中経営危機があっても保有を続けています。

このことから、彼は儲けのためだけに投資をしているのではないということが分かります。

彼は、短期での売り買いで儲けを出すようなことはしません。

5年、10年、20年先を見ながら投資をしているのです。

 

しかし、こんな彼でも若い頃、投資に関して、2度にわたって苦い経験をしています。

 

1度目は、11歳の時。

幼い頃から株に強い興味を抱いていた彼は

1株38ドルの株を3株購入し、40ドルに上昇した時に売却。

6ドルの利益を得ました。ところがその後、

その株は急騰。何と200ドルにまでなったのです。

このことからバフェットは、購入した時の株価にこだわらず、

小さな利益を求めることをしないことを学びました。

 

2度目は、大学生の時。

父親と株式を共同で購入していた彼は、マーシャル・ウェルズという金物卸売企業の株主総会に出席。

「なぜマーシャル・ウェルズの株式を買ったのか?」と投資家ルイス・グリーン氏に尋ねられ、

「信頼できる知人が買ったからです。」と答えると、

グリーン氏は「人が勧めるから買うのか?

投資は自分の頭で考えて行なうものだ」と諭されました。

これ以来、、投資は自分自身で調べ、自分の頭で考えてから行なうものだということを学びました。

 

すぐに人の意見に左右されたり、情報商材に頼ったりしている人は

一度しっかりと考えた方がよいと思います。

 

バフェット氏は何かを決断する必要がある時どのように決めているのでしょうか?

こう答えています。

「相談して決めようと思う時、私は鏡を見るんだ」

鏡に映る自分を見つめながら、「私はこれからどうすればいいのだろうか?」と問うと。

 

最後に名言でくくりたいと思います。

「人は習慣で行動するので、正しい思考と振る舞いを早いうちに習慣化させるべきだ。」

 

自分自身の習慣を振り返ってみるのもよいかと思います。

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