昨日は各通貨ペアともにしっかりと調整することなく
夕方の「コロナウイルスに効く薬ができそう」との報道で上昇を加速し
コロナウイルスで騒ぎ出す前の基準にまで回復してきました。
一般的な心理で考えると、まだ何も解決されてませんし、
薬も本当に効くのかどうか分からない上に副作用なども検証されていません。
これで株価が爆上げしてくるというのは異常です。
しかし、これがあぶく銭で取引する人たちのいかれた心理状態の正体です。
ちょっとでも材料があれば人よりも先に飛びついて儲けようという心理で動きます。
バブル崩壊前の最後の吹き上げにならないことを祈ります。
本日のドル円に関しては、いつも通り株価の動きを監視しながら
上が110円、下が109.20円の間で動いてくると想定しています。
レンジ状態になると想定していますが、本日も売りから入ろうと思っています。
ポンド円に関しては、上昇圧力が弱ってきたと見ていますので
上が143.10円、下は141.80円と見ています。
豪ドル円は74.40円を上限に下は73.60円と見ています。
いずれにしても各通貨ペアとも急激に上げていると思いますので
しっかりとした調整が入るかもしれません。
本日の注目点は、ラガルドECB総裁の発言となります。
トレードの注意点は、
主要株価、長期金利の動向を見ながら、
・各国の要人発言や指標発表。
・トランプ大統領の発言による変動。
・イラン情勢。
・米中の貿易問題。
・イギリスとEUとの交渉内容
・コロナウイルスの感染拡大懸念
となっています。
しっかりと動きを見極めて負けないトレードをしていきましょう。