ちょっと面白そうだと感じたので見てみました!
・・・やっぱり面白かった!!
娯楽アニメではなく、凄くリアルな人間模様を描いていて映像が凄く綺麗です。
現実的な問題として自殺者の増加がありますが、生きることに迷った人には是非見て欲しい。
いろんな人たちがそれぞれ必死で生きています。
ただ、ちょっと噛み合っていないことで不和が生じます。
自分の過去も映像で蘇ってきて、両親や周りの人達への態度を振り返っていました。
いろいろオーバーラップする映画です。
自分と向き合いながら見ると楽しめますよ。
内容紹介
「河童のクゥ」「クレヨンしんちゃん」の原恵一監督作品
第14回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 優秀賞作品
直木賞作家・森絵都の大ベストセラー小説が、最高の映像作品で生まれ変わる!
【収録内容】
死んだはずの“ぼく”の前に、突如“プラプラ”という天使(?)が現れ「おめでとうございます。
あなたは抽選に当たりました」と話しかけてきた。
大きな過ちを犯して死んだ“ぼく”は、再び下界へ戻って再挑戦するチャンスを与えられたというのだ。
そして、自分の罪を思いださなければならないと。
こうして、“ぼく”の魂は自殺したばかりの中学生・小林真の体に入り込み、真として生きることになる。
真の家庭は、一見幸せそうに見えた。しかし、存在感の薄い父、母は不倫中で、兄は出来の悪い真を馬鹿にして口も聞かない。
その上、学校では内気で友達も無く、成績も最低。
救いようのない毎日を生きていた真は、秘かに想いを寄せる後輩ひろかが援助交際をしている事実を知り、自殺したと“ぼく”は知る。
そんな中、真っぽく振る舞わない“ぼく”と、まわりの関係が少しずつ変わってゆく。
家族、はじめて出来た親友、真をずっと見ていた唄子、そしてひろか。
様々なことが動き出し、そして、“ぼく”は「ある事」に気づく。
灰色一色だと思っていた“真”の世界は、よく見ると、いろんな色を秘めていた!