・・・金儲けができない人たちの特徴は、全て思い込みで判断しているという事。
多くの人が誤解していることがあります。
それは「お金の話を警戒する自分は、賢明で真面目だ」という思い込みです。
不動産業者は怪しい。
FXや投資の話はコワい。
ネットビジネスは信用できない。
こうした感覚を持つこと自体は、決して間違いではありません。むしろ、何も考えずに飛びつくよりは健全です。
問題は、その警戒心がどこにも検証されないまま固定化している点にあります。
なぜこの誤解が生まれるのか。
構造は意外と単純です。
私たちは「失敗談」や「詐欺被害」の話には何度も触れます。
一方で、うまくいった人の意思決定の過程や、どこでリスクを切り分け、何を見て判断したのかという設計図の部分には、ほとんど触れません。
メディアもSNSも、「危ない」「騙された」という感情の強い情報ほど拡散されやすいからです。
その結果、「稼ぐ話=危険」「関わらない=安全」という短絡的な図式だけが頭に残ります。
しかし現実には、危険かどうかを決めるのは対象そのものではなく、向き合い方と判断構造です。
無料で出回っている情報が役に立たない理由も、ここにあります。
無料情報の多くは「注意喚起」か「成功談」のどちらかに偏ります。
前者は恐怖を強め、後者は再現性を曖昧にする。どちらも、意思決定の精度を上げるための材料にはなりにくい。
本当に必要なのは、「やる/やらない」を決める前の段階で、
・何を見て
・どこを疑い
・どこまで許容するのか
という判断の軸そのものです。
この投稿で扱っているのは、特定の投資手法やビジネスモデルではありません。
扱っているのは、「なぜ同じ話を聞いても、ある人はチャンスとして整理でき、別の人は“怪しい”で思考停止するのか」という視点です。
たとえば多くの人は、
「怪しい=自分を守っている」
と思っています。
しかし実際には、「怪しい」というラベルを貼った瞬間に、考えるコストをゼロにしている場合がほとんどです。
過去を振り返ってみてください。
「よく分からないからやめておこう」と判断したことは、一度や二度ではないはずです。
その判断は、本当に検証の結果だったでしょうか。
それとも、周囲の空気や過去のイメージに乗っただけのものだったでしょうか。
このズレに気づいたとき、多くの人は静かに腑に落ちます。
「だから、自分は何も変わらなかったのか」と。
このブログを読まないままでも、日常は大きくは変わりません。
これまで通り、怪しそうなものを避け、無難な選択を重ねていくこともできます。
ただしその場合、お金に関する判断基準が他人任せのままという状態も、同時に続きます。
選択肢を増やすことと、リスクを取ることは同義ではありません。
理解することと、実行することも同義ではありません。
この投稿は、行動を強制しません。
ただ、「避けてきた理由が、本当に合理的だったのか」を一度、静かに点検するための材料を提示します。
読むかどうかを決めるのはあなたです。
ただ、もしこれまで
「なぜか自分は、お金の話から距離を置いてきた気がする」
と感じたことがあるなら、この視点は無視できないはずです。
答えを与えるものではありません。
判断の精度を上げるための、土台を整えるヒントです。