
目次:Contents
「リスクを取りたくない」「損をしたくない」「安全でいたい」——そう思うのは、人間として自然な感情です。 でも、少し立ち止まって考えてみてください。
あなたが「守っている」と思っているその行動、本当に守れていますか?
実は今の時代、何もしないこと・守りに徹すること自体が、じわじわと自分を蝕む行為になっていることがあります。気づかないまま、毎年少しずつ、でも確実に、自分の資産や可能性が目減りしていく——そんな怖い現実が、あちこちに転がっています。
「一か八か」という言葉があります。成功するかどうかわからないけれど、思い切って賭けてみるという意味です。この言葉自体、最近はあまり聞かなくなった気がしませんか?チャレンジを称賛する文化よりも、失敗を責める文化の方が強くなっているせいでしょうか。あるいは、そもそも「一か八か」という発想すら思い浮かばない人が増えているのかもしれません。
この記事では、「守っているつもりで実は守れていない」という現代の落とし穴を、宝くじや詐欺被害などの具体的な事例を交えながら深掘りし、「知っているつもり」の危険性について考えていきます。
毎年、年末ジャンボの季節になると、宝くじ売り場に長蛇の列ができます。「夢を買う」という言葉がありますが、その実態を冷静に見てみると、少し違う景色が見えてきます。
年末ジャンボ宝くじの1等+前後賞の当選確率は、約1000万分の1です。これがどのくらい低い確率かというと、飛行機事故で亡くなる確率(約100万分の1程度)よりも低いとされています。つまり、飛行機に乗って死亡するよりも、宝くじで1等を当てる方が難しいということです。
それでも「夢だから」「当たったらどうしようとワクワクするから」という気持ちはわかります。しかし問題は、宝くじを「節約や貯蓄の代わり」として捉えている人が一定数いるということです。毎月1万円を宝くじに費やす人は、1年間で12万円を使います。10年で120万円です。この120万円が一度も手元に戻ってこなかった場合、それは立派な「支出」であり「損失」です。
宝くじには「還元率」という概念があります。購入した金額のうち、当選金として戻ってくる割合のことです。日本の宝くじの還元率は約46〜50%程度と言われています。つまり、100円買えば統計的には50円しか戻ってこない計算になります。
競馬や競艇などの公営ギャンブルでさえ、還元率は70〜80%程度です。パチンコは規制によって異なりますが、それよりは高い還元率とも言われます。宝くじは、実は日本で最も還元率の低いギャンブルのひとつなのです。
それでも毎年何千億円もの宝くじが売れる背景には、「数字として理解していても、感情的には信じていない」という人間の認知バイアスがあります。「自分は当たるかもしれない」という根拠のない楽観主義——これを行動経済学では「楽観性バイアス」と呼びます。
ここで、少し不穏な話をします。
現代のデジタル技術は非常に高度です。ブロックチェーンのような透明性を確保する仕組みもありますが、逆に言えば、中央集権的に管理されているシステムであれば、その気になれば当選番号を後から操作することも技術的には不可能ではない、という話があります。
もちろん、日本の宝くじが不正を行っているという証拠はありませんし、そのような主張をしたいわけでもありません。ただ、「もしそういった可能性がゼロではないとしたら、あなたはどう考えますか?」という問いかけは、意味があると思います。
私たちは多くの場合、「大きな組織が運営しているから安全だろう」「国が絡んでいるから大丈夫だろう」という前提で物事を判断します。でもその「信頼」は、本当に根拠のある信頼でしょうか?ただの思考停止ではないでしょうか?
仕組みをきちんと理解せずに「大丈夫だろう」と思い込むこと——これが、守っているつもりで守れていない人の典型的なパターンです。
続きは ⇒ https://note.com/taka_peace369/