新型コロナウイルスの感染拡大と原油価格暴落への警戒感から、昨日は日経平均が19000円を割り込みドル円も101円台まで下落しました。
ニューヨーク株式市場は、ダウが歴史的な急落となりました。
1日での下げ幅は2100ドルで、これまで最大だった今年2月27日の1190ドルを大きく抜いて史上最大となりました。
取引開始の数分後にS&P500が7%下落する基準に達したことで、
ニューヨーク市場では売買を15分間停止する「サーキットブレーカー」が自動的に発動。
今の発動基準になった2013年以来、初めてのサーキットブレーカー発動なりました。
トランプ大統領が株価を戻すために動いているのは間違いありませんが、今までの発言でもドル安を望んでいることから、ドル安を止めることは考えにくい状況です。
よって、トランプ政権にべったりの安倍政権が為替介入に動くことは考えにくいと見られています。
日銀などによる為替介入をにおわせる情報が出てくるかも知れませんが実際のところは口先介入程度だと思っていた方がよいかも知れません。
このような状況での本日の相場ですが、ドル円に関しては100円が強く意識されていますので、まずはしっかりと戻りを売っていこうと思っています。
トレードの注意点は、
主要株価、長期金利の動向を見ながら、
・各国の要人発言や指標発表。
・トランプ大統領の発言による変動。
・イラン・中東情勢。
・米中の貿易問題。
・イギリスとEUとの交渉内容
・コロナウイルスの感染拡大懸念
となっています。
しっかりと動きを見極めて負けないトレードをしていきましょう。