昨日は、中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が確認され、
警戒感から各国の株価が下落し、それにつられて円高方向へと動きました。
2002年のSARSでは、世界的にも影響が大きかったため今回の反応がどこまで続くのか
しっかりと見極めたいところです。
本日のドル円に関しては、110円を軸にした方向で見ていこうと思います。
109.70円を下抜けてきたら109.40円近辺での買いも検討しています。
豪ドルとポンドに関しては、コロナウイルスの感染拡大で
中国経済がダメージを受けることを考慮すると
中国の影響が大きい通貨ですので
ヨーロッパ時間以降の大きめの下落も想定しています。
トレードの注意点は、
主要株価、長期金利の動向を見ながら、
・ダボス会議(21日~24日)
・トランプ大統領の発言による変動。
・イラン情勢。
・米中の貿易問題。
・イギリスのEU離脱問題。
そして、BOC金融政策発表、
ポロズBOC総裁の記者会見、
カーニーBOE総裁の発言があります。
しっかりと動きを見極めて負けないトレードをしていきましょう。