今回は、次から次へと襲い掛かる災難続きの中国の状況について話します。
今年初めから武漢に始まるウイルス騒動で幕を開けた中国ですが、その後、ウイルスの感染拡大をめぐり、アメリカ、イギリス、イタリア、ドイツ、エジプト、インド、ナイジェリア、オーストラリアの8カ国の政府や民間機関が、ウイルスの感染拡大を招き、自国に大きな被害をもたらしたとして、約49兆5000億米ドル(約5300兆円)の賠償金の支払いを要求されることになります。
ウイルス騒動を悪用したマスク外交、マスクビジネスや、医療機器輸出を材料とした脅迫外交などを続けた結果、じわじわと敵を増やしていく展開となりました。
そんな状況下で、「香港国家安全維持法」を無理やり成立させ、イギリスの顔に泥を塗り民主主義に対する挑戦状をたたきつけたのです。
これまでにも、チベット問題や、ウイグル人問題、台湾に対する圧力、5月にはベトナムの漁船(乗組員8人)を沈没させたり、6月15日にはインドとの国境付近で丸腰のインド兵20名を殺害したとされています。
そして、ついに天の怒りが!?
6月22日、長江上流では豪雨により、がけ崩れ、鉄砲水、道路の冠水、家屋の浸水、高速道路の崩壊などが発生。
29日には三峡ダムの貯水池の水位が最高警戒水位を2メートル超え、147メートルに上昇。
そのため、三峡ダムを含む4つのダムで一斉に放水が開始された。
6月半ばの梅雨入り以来、中国の南部と西南部では連日の大雨と集中豪雨により、少なくとも198本の河川が氾濫し、26の省・市・自治区で洪水が起きています。
倒壊家屋は1万棟以上、被災者は1400万人近くに上り、74万人超が緊急避難しています。
洪水だけでも大変なことですが、長江中流にある水力発電ダム「三峡ダム」が大量の雨水の圧力で決壊するのではと危ぶまれています。
タイミングよく天災に見舞われている事から、海外では遂に天の神を怒らせたと囁かれています。
もちろん、神を怒らせたとしたらこれで終わるはずもありません。
7月5日に、モンゴル自治区で腺ペスト感染者が発生。
中世時代に欧州を襲った腺ペストで1億人以上が死亡したと伝えられるほど恐ろしい感染症です。
そして、中国東北部では、6月に入ってから、イナゴの大群が発生し、農作物の被害が広がっています。
また、中国各地では異常気象が起きていて、今後国内で食糧不足が発生する可能性が高いとみられています。
インターネットに投稿された現地の写真を見ると、農作物だけではなく、住宅、生産者の服までもイナゴが隙間なく覆ったもので、「恐ろしい光景だ」とネット上で話題になっています。
さらに、今年の春ごろから中国当局が警戒しているサバクトビバッタの飛来が予想されています。
昨年、サバクトビバッタの大量発生で、インドやパキスタンの農業生産に甚大な被害をもたらしたとされます。
中国当局は、サバクトビバッタが6月に中国の雲南省や新疆ウイグル自治区、チベット自治区を経由して、中国国内に飛来する恐れがあるとして、専門家による対策チームを設置。
これも因果応報か、ウイグルとチベットを経由してくるという何とも皮肉な展開を想定しています・・・
自分達が悪事をはたらいた地域から天罰が下るというのなら
まだこれでも途中段階という事になりますね。
まずは、「三峡ダム」の状態に注目です。
今回の動画はいかがでしたでしょうか?