今朝は各通貨ペアともに大きく窓を開けてのスタートになりました。
ドル円に関しては窓を埋めることなく101円台まで一気に下落しました。
アメリカの10年国債が0.5%を割り込み、どこまで低下するのか見通しが立たなくなってきました。
また、日経平均も2万円を割り込み、ダウも24500ドル付近まで下落を続けています。
週末に発表されたアメリカの雇用統計は良好な結果だったものの、「これは新型ウイルスの影響が広がる前の過去のもので、長期金利が低下や実体経済が不透明化するなど、先行きの厳しさをマーケットが読み出し、リスク回避優先に動いています。
そんな中、中国外務省は「発生源が中国とは限らない」「世界に謝罪する必要はない」と発言。
そして、中国のSNSではアメリカがウイルスを中国に持ち込んだという「陰謀論」が多数書き込まれています。
もちろんこれは自作自演の可能性が高いのは誰もが承知だと思いますが、世界に広がったのは日本にも責任があるとの論調まで目立ってきています。
WHOまで抱き込んでのプロパガンダがどこまで通用するのかはわかりませんが、中国はここで叩いておくべきだと世界が気付く時が来たのかも知れません。
本日のトレードに関してですが、いつもなら窓埋めを狙いに行きたいと思ってる人が多いかも知れませんがパニック相場では安易に逆張りすると痛い目にあいますので、トレンドに従ったエントリーポイントを探っていきたいところです。
重要な指標発表などの材料はありませんので、どこまで下落するのかに注目です。
トレードの注意点は、
主要株価、長期金利の動向を見ながら、
・各国の要人発言や指標発表。
・トランプ大統領の発言による変動。
・イラン・中東情勢。
・米中の貿易問題。
・イギリスとEUとの交渉内容
・コロナウイルスの感染拡大懸念
となっています。
しっかりと動きを見極めて負けないトレードをしていきましょう。