本日は世界に広がり続けるコロナウイルスの感染と中国との関りについて話そうと思います。
中国の武漢で発生したコロナウイルスは、早期に警鐘を鳴らした医師がいたにもかかわらず、中国当局はその医師の言動を封じ込め、存在自体も消し去ろうとしました。
その後も、SNSを通じて情報を発信する人たちのアカウントを凍結し情報を隠蔽し続けてきました。
その結果、感染拡大が加速し、武漢市を封鎖するまでに至りました。
その後、すぐに中国からの入国を禁止した国と、そうでない国とで大きな差が生まれることになります。
特に注目したいのは台湾と香港です。
中国からの距離が近いにもかかわらず、台湾の発症率は50万人あたり1人と感染国の中で最も低いのです。
この結果は、2003年のSARSの経験と、中国政府、WHO (世界保健機関)に対する強い不信感から生まれたものだとされています。
また、台湾の人達が共産党を信じなかったのが大きな鍵だとみられています。
民主化運動の最中だった香港にも共通して言えることです。
今回のウイルス対策に失敗した国の多くには共通点があるのです。
中国共産党との利益関係を忖度し感染状況を軽視した結果、感染を拡大させ続けています。
我が国も、春節の中国人大移動の時期に、経済を優先させ入国を禁止にせず90万人以上の中国人を招き入れました。
その代償が今回の感染拡大です。
そして、いまだに入国禁止にしていません。
感染が拡大している国の共通点として中国とのお金の関りが上げられますが、
まずは、イタリア。
イタリアといえば高級ブランドが思い浮かぶと思いますが、その高級ブランドを作っているのはイタリア国内にある中国の会社で、中国からの移民が作業をし「メイド・イン・イタリア」を作り上げている実態があります。
おそらく感染源はこの地域だと言われていますが、イタリア政府はブランドイメージの低下を避けるために情報を隠蔽したと見られています。
また、一体一路構想で強い結びつきがありました。
次にイランですが、今更言うまでもなく、中国との結びつきは強い国です。
1979年以降から兵器供与や原油取引を通してイランに対する影響力を強めてきました。
最近でも軍事演習を中国、ロシア、イランで行い連携をアピールしています。
そして、ドイツやフランス、イギリス、スペインなど中国マネーが大きく影響している国では感染が拡大し続けています。
これからの季節の移り変わりでアフリカで感染拡大が懸念されていますが、中国と密接な関係にある国や地域では特に広がりを見せる可能性があります。
今回の感染拡大で分かったことは中国との関係を見直す必要があるということです。
特に表面化したのは、マスク不足ですが、何かあった時に中国で製造されているものは中国政府に止められ必要な時に必要なものがなくなるという事です。
中国に依存した仕組みを世界規模で見直すきっかけになることを祈ります。
中国では感染者数が減っているという報道ばかりですが、現地で確認しているメディアはほとんどなく、中国の情報を垂れ流しているだけです。
現地の人達と繋がりを持ち、独自で取材している一部のメディアは武漢で再び感染者が増えていると報じています。
先日の「中国を訪れた日本人の感染を確認」などの中国の報道を見るとシナリオが読めてきますが、一旦は収束に向かっていたが、国外から再びウイルスを持ち込まれて、感染が拡大したという流れに持っていきたいのだろうと思われます。
しかし、SNSなどで真実を発信している人たちのアカウントを抹消し、嘘の情報を流し続ける組織ぐるみの見え透いた策などいつまでも通用しません。
日本の政治家やメディア、経済界にも中国の息のかかった腐った人間が多く存在することも忘れないようにしましょう。
まずは、この機会に一人一人が真実を見抜く力と行動力を身に着けてほしいと思います。