給食の時間、子どもたちが手を合わせて「いただきます」と言う。そんな当たり前の光景が、今、一部の学校から消えようとしています。
「宗教的だから」「給食費を払っているのに感謝する必要はない」——そんな理由で。
でも、少し待ってください。「いただきます」って、本当に宗教なのでしょうか。命への感謝、作ってくれた人への敬意、自然の恵みへの礼節——それを子どもから奪うことが、果たして「正しい配慮」と言えるのでしょうか。
実はこれ、「いただきます」だけの話ではありません。学校での国歌斉唱を拒否する教師、国旗掲揚に反対する動き、日本の伝統を「危険なもの」として排除しようとする空気——気づけば、私たちの身のまわりで、日本の文化や価値観が静かに、しかし着実に削られてきています。
なぜこんなことが起きているのか。
その背景には、20世紀に生まれた「内側からの文化破壊」という思想戦略があります。武力ではなく、教育・メディア・文化を通じて社会の根っこを腐らせていく——フランクフルト学派が描いたその青写真が、現代日本で着々と実行されているとしたら?
「多様性」「人権」「子どもの権利」。耳障りのいい言葉の裏に隠された意図を、私たちはどこまで見抜けているでしょうか。