人生は知っているかどうかの違いで大きく差がつく。世界の成功者は「ただ、知っていただけ」
KAMIJOU DESIGN STUDIO
090-888X-XXXX(要・事前メール)
9:00~18:00(年中無休)

食糧難の時に武士が最後に頼ったのは”葛”だった

パンデミック、戦争・・・食料不足による飢餓の危険性。

いざという時に生き延びる知恵はありますか?

日本の歴史の記録には、実際に草の根を、木の根を口にして生き延びた人々のことが書かれています。そして同時に、消化できない木の根を食べて命を落とした人々のことも。飢えとはそれほど、残酷なものでした。

そんな極限の時代に、人々が見つけ出した「命をつなぐ食べ物」があります。山野に雑草のように茂る、あのつる植物――葛(くず)です。

葛の根をすりつぶし、水にさらし、乾燥させてできる葛粉は、農業が壊滅した状況でも山に行けば手に入り、長期保存もできる。武士は籠城戦の最後の糧として頼り、時の為政者は領民に製法を広め、社会全体の「底力」として蓄えようとしました。

その製造工程は、現代でも驚くほど手間がかかるものです。真冬の2ヶ月間、日陰でじっくり寒晒しし、さらに半年から1年、葛蔵で熟成させてようやく完成する。他の澱粉も添加物も一切使わない、時間だけが作り出す純粋な一品です。

そして意外にも、その原料の葛根の多くが、鹿児島・大隅産であるという事実――。

日本食が世界で高く評価される理由は、洗練された美学だけではありません。飢えと戦い、知恵を絞り、命をかけて食べ物を探し続けた先人たちの、苦しくも力強い歴史が土台にあるのです。

葛湯の、あのとろりとした一口の中に、何百年もの記憶が溶けています。


続きは本文で。製造工程の詳細、鹿児島大隅産が全国を支える驚きの背景、そして「非常時のサバイバル知識」としての葛の話まで、たっぷりお届けします。

草の根を食べて死んだ時代に、武士が最後に頼ったのは”葛”だった