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原爆投下は実験目的だった!歴史家が語る「原爆投下は不要だった」が示す真実とは?!


 

今回は、毎年向き合うのがつらいテーマ「原爆投下」について掘り下げようと思います。

米紙ロサンゼルス・タイムズは5日、広島、長崎への原爆投下を巡って「米国は核時代の幕を開ける必要はなかった」と題して、歴史家らが寄稿した記事を掲載しました。

米国では原爆投下が「戦争を早期に終結させ、双方の被害を抑えるため必要だった」という見解が一般的だったのですが、米国民も意識の変化が起こってきていて「原爆投下はやり過ぎ」との考えが過半数を占めるようになってきました。

 

シンクタンク「デモクラシー・コラボレーティブ」共同創設者で歴史学者のガー・アルペロビッツ氏は、原爆投下がソ連に対する威嚇が主目的だったとする著作で知られていて、寄稿文では、「原爆を使わなくても日本が1945年8月に降伏していたことは、日米の歴史文書で圧倒的に示されている」と主張。

「原爆投下を決断した当時のトルーマン大統領や側近らもそれを分かっていたことが、数々の資料で証明されている」と断じました。

そして、ソ連参戦が近いというトルーマン氏によるポツダム会談時の日記の記述も踏まえ、「ソ連参戦が日本の敗戦を決定付けることを大統領も知っていた」と指摘しました。

また、米軍最高幹部8人のうち7人が、原爆使用について「軍事的に不必要か倫理的に非難に値する、あるいはその両方」と主張していたことを紹介。

その1人で大統領の軍事顧問を務めたリーヒ元帥が、回想録に「広島と長崎での原爆という残酷な兵器の使用は、対日戦勝利に向けた物理的な助けには全くならなかった」と記していることを強調しました。

それでは何故、原爆を投下する必要があったのでしょうか?

しかも続けざまに、種類が違う原爆を・・・

 

理由の一つは、ソ連を威圧することで戦後の世界秩序づくりを米国の有利な形で進めること。

もう一つは、ウラニウム型かプルトニウム型か、あるいは砲身型か爆縮型か、いずれが軍事的に有用であるかを知るためには、年齢、性別などの点で多様性に富む住民を対象とした人体実験が不可欠であったこと。

この二つが重要だったといわれています。

そして、何故続けざまに投下したのかという理由は、ポツダム会談時にソ連が参戦することを知り、日本の支配をアメリカが行うために事を急いだとされています。

 

1945年8月6日に広島に投下した原爆で、数万人が死亡し、街は一瞬にして焼き尽くされました。

この原爆、通称「リトルボーイ」は、原子を結合するエネルギーを放出するためのメカニズムを物理学で解明し、何年も研究した末に完成されたものです。

上空約580メートルで炸裂したリトルボーイにより、広島市は約2.6平方キロメートルが壊滅。

その範囲ではほぼ全員が即死しました。

さらに離れた場所でも、爆弾の熱で建物や人が燃え、有害な放射線が発生。

街中で火災が発生し、急性放射線障害の患者は史上最多となったのです。

最終的に10万人が死亡し、建物の半分以上が廃墟と化しました。

8月9日、長崎に投下され、7万5000人もの死者を出した「ファットマン」。

科学者らは2つの方法を考案したのです。

1つは、ウランのかたまりにもう1つのかたまりをぶつけて核分裂連鎖を起こす方法「リトルボーイ」。

2つ目は、球状のプルトニウムを爆発によって圧縮して核分裂連鎖を起こす方法「ファットマン」。

 

日本占領後に米軍は、「原爆被害者調査委員会」(ABCC)を設立し、原爆の軍事的有用性について徹底的な調査を行います。

ABCC(現在は放射線影響研究所)は、被爆者の健康調査をするだけで、治療をしない機関、非人道機関として酷評されていました。

現在も、継続してデータ収集をしているとされます。

このように核兵器開発、使用に関わった人達は人間的にどこか欠落しているのです。

1946年7月7日付の『ハリジャン』紙に、マハトマ・ガンジーは「原子爆弾、アメリカと日本」という論説を寄せました。

そこで彼はこう書いています。

「日本が下劣な野心を貫こうとして行った犯罪を私が弁護しようとしていると早合点しないでください。

違いは程度の差にすぎません。

日本の強欲のほうがいっそう下劣であったとしましょう。

しかし、日本がどんなに下劣であったとしても、日本の特定地域の男、女、子供たちを、

情け容赦もなく殺してしまうという下劣なことをやってよい権利はだれにも与えられていません。

原子爆弾は,連合国の武器に空虚な勝利をもたらしたにすぎません。

ここしばらく、日本の魂は破壊されてしまっているでしょう。

爆弾の投ぜられた国の魂にどのようなことが起こるか本当にわかるには時間が短すぎます。」

ガンジー氏が言うように、我々の魂はいまだにダメージを受け続けていると思います。

 

今は亡き自民党の政治家、中川昭一氏はアメリカに対してもはっきりものを言う人として知られていましたが、2007年に原爆投下は「米国が世界ナンバーワンの軍事力を持つための実験」だったとの見解を示し、さらに「我々は実験台にされた」として、米国に抗議を行い、場合によっては国会でも非難決議を行うべき、と主張。

それ以前にも、「最近は非核3原則に加えて、『語らせず』という4原則がある。私はそれは認めない」と語っています。

広島に原爆が投下されてから75年が経過した今でも、世界の兵器庫には多数の核弾頭が眠っていて、爆撃機やミサイルに搭載して使用可能な状態にあります。

核兵器は1万4000発近くあり、米国が6185、ロシアが6490、そして中国が数を増やし続けようとしています。

そのほか核兵器を保有するのは、英国、フランス、インド、イスラエル、パキスタン、北朝鮮・・・。

歴史に学ぶ事を知らない愚かな人達は、最終的に核で滅びようとしているのでしょうか?

もういい加減にして欲しいと思います。

 

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