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為替介入と7月のアノマリー

為替介入

 

欧米の投資家やトレーダーは8月のバカンスシーズンを前にこれまで積み上げてきたポジションを解消し、現金化するという流れがあります。

 

今回の為替介入は一発目が不発だと酷評されましたが、二発目の介入とアノマリーが合致し、ドル円をはじめクロス円全般が大きく下落する流れとなりました。

こういった流れの速い大相場は頭の切り替えができないと思考停止状態となり、大きく負けてしまう事になります。

ネット上では二回目の介入直後も「どうせすぐに値を戻すだろう」との書き込みが目立っていました。

しかし、日を追うごとに週足レベルでの波で動いていると気付き始めました。

・・・私もアノマリーを意識していなかったら5円近く落ちたら反転するはずだと思っていたはずです。

 

しかも今回は、政府関係者から相次いで日銀への利上げ要求をしているとの記事が飛び交い、下落を後押しする材料となっています。

私の予想では、株価を守る事を最優先としている政府と日銀の姿勢から、今月末の日銀会合で利上げをすることはないと思っています。

この場合、これまでの嘘情報の積み重ねにより円買いが全否定され、再び大きく円安方向へと動き始めると思われます。

 

いずれにしても、どちらに動いてもよい想定をしながら、あくまでも優位性が強いと思われる方向にエントリーしていくしかありません。

どう動いたらエントリーするのか、もしくは損切りするのかを常にイメージする習慣作りが大切です。

 

結局のところFXはキャリートレードや長期保有以外では、投資ではなく投機ですからギャンブル思考をどう制御し資金管理をしていくのかが重要なポイントです。

 

私は今回の日銀会合後にドル円、クロス円は3円前後動く大相場になると想定し、エントリーをイメージしています。

初動で反対に向かった場合でもすぐにドテンすれば利益にできるはず。

しっかりと準備をしてその日を迎えようと思います!