私たちはついつい正解は何かを求めてしまいがち。
しかし、見方や感じ方、環境などによっても答えは変わってしまいます。
この事を理解すると、歴史ごとの勝者と敗者で伝えられている事が違ってきます。
そして、勝者によって敗者の記憶さえ書き換えようとします。
(中国なんて天安門事件自体をなかった事にしようとしています。)
イギリスやアメリカ、中国、ロシアなどでは「日本はアジアを侵略するために戦争をはじめた。」と刷り込みますが、のちにアメリカのマッカーサーが議会証言で「日本はABC包囲網などで資源を枯渇するように追い込まれ、仕方なく自衛のための戦争に踏み出した。」と語っています。
それなのに、世界中でいまだに日本は侵略戦争をした国だとの認識が消えないのです。
このように近代史でも事実認識に食い違いがあるのに、明治維新の頃や戦国時代・・・縄文時代、そして人類の起源、地球の起源、宇宙の起源。
そして、その時代ごとに様々なものの見方が生まれます。
私は何度も言っているのですが、タイムマシンでもない限りは正解など分からない。「100%の正解はない」のです。
前回の投稿でも書きましたが、自分正しいと思い込んでいる人。
私たちの脳は、確証バイアスといって、自分の考えや信念を裏付ける情報ばかりを集め、反証となる情報を無視または軽視する傾向があります。
無意識のうちに、自分の仮説や先入観に対して、都合のいい情報だけを集めてしまううちにどんどん視野が狭くなり沼にはまってしまいます。
行き過ぎた場合は、自分が気付かないうちにカルト教団と同じような状態に・・・。
世の中には1か100かの議論をしたがる人がいます。
例えば、「化学が発展したから人類は争うようになった」「自動車は人を死なせてしまうからない方がいい」「悪い奴は死刑にしろ」・・・
こんな事を言い出したら最終的には「地球環境を守るために人類は滅ぶべき」という思想に行きつきます。
・・・実際にこのような思想で活動する人たちが存在します。
なんでも極論でとらえるととんでもない事になります。
人を傷つける可能性があるので車も、包丁も、電気も、ガスも使ってはいけない・・・インターネットまで。
こんな考え受け入れがたいですよね。
当たり前のことですが、何もない時代から人を傷つける事はありました。
しかし、多くの経験の中から学び、考え、知恵が生まれ、人と人が傷つけあうのは良くないという道徳心が生まれ、ルールが生まれました。
先ほどの車や包丁も、使い方次第なんです。
大切なのは極論でなく、大筋を理解し活かせているかどうか。
電気を使うのに、使い方を間違えたら人の命に係わる、電流、電圧、電子、なぜ電気が誕生したか・・・なんていちいち学びませんでしたよね。
しかし、正しく使えている。それならそれでいいと思います。
・・・それでも、電気とは何かを教えるべきだとか、知るべきだという人が出てくるんですよね~ 世界にはいろんな人がいて楽しい!
私が言いたいのは、みんな違ったものの見方、考え方がある中で、「自分は正しい」と思い込んで極論に走る人が、無自覚に争いの火種となり、世の中を分断しているという事。
国、人種問題、宗教問題、性別、思想・・・
それぞの中にいろんな人がいていろんな考えがある。
それが事実です。
どこまでいっても「自分はこう思う」ってだけ、他人に考えを押し付けてはいけないと思います。
そこで伝えたいのが、グローバリスト達が繰り返してきた争いの仕組み。自国の戦力を消耗せずに他国を侵略したい場合どうすれば良いと思いますか?
「●●が謀反を企んでいる」「●●があなたの命を狙っている」と嘘の情報を流し混乱させ、味方同士を疑心暗鬼の状態にする。
そして、疑いが疑いを招き内乱へと発展。
我が国では、海外から人や宗教が入ってくるようになった頃から、特に内乱へ誘導されて国が疲弊した歴史がありますが、今回は多くの人と共有しやすい明治維新をポイントに見ていきます。
幕藩体制の動揺:
江戸幕府の支配体制は、財政難や農村の疲弊などにより、次第に動揺していました。
各地で百姓一揆や打ちこわしが頻発し、社会不安が高まっていました。
幕府の権威が低下し、諸藩の自立性が高まる傾向が見られました。
異国船の来航:
18世紀末から、ロシアやイギリスなどの異国船が日本近海に現れるようになり、幕府は対応に苦慮していました。
1825年には、異国船打払令が出され、外国船への警戒を強めていました。
1840年にアヘン戦争で清がイギリスに敗北すると、日本国内でも外国の脅威に対する危機感が急速に高まりました。
商品経済の発展:
都市部を中心に、商品経済が発展し、貨幣経済が浸透していました。
一方で、農村部では貧富の差が拡大し、困窮する農民が増加していました。
天保の改革:
幕府は、財政再建と社会の安定化を図るため、天保の改革を行いましたが、効果は限定的でした。
文化の発展:
化政文化と呼ばれる、庶民を中心とした文化が発展しました。
一方で、社会の閉塞感や不安感も高まっていました。
蘭学の発展:
海外の情報を得るため、蘭学(オランダの学問)が発展しました。
蘭学者は、海外の情勢や技術に関心を抱き、日本の近代化の必要性を認識し始めていました。
1804年:
ロシアのレザノフが長崎に来航し、通商を要求しましたが、幕府は拒否しました。
1808年:
イギリスの軍艦フェートン号が長崎に侵入し、幕府を威嚇する事件が起こりました。
1825年:
異国船打払令が出されました。
1837年:
アメリカの商船モリソン号が浦賀に来航しましたが、幕府は砲撃して追い返しました。
1840年~1842年:
アヘン戦争
これらの動きは、ペリー来航へとつながる、日本の近代化の胎動と言えます。
1853年:ペリー来航
1867年:大政奉還
1868年:王政復古の大号令、五箇条の御誓文
1868年~1869年:戊辰戦争
1871年:廃藩置県
1877年:西南戦争
1889年:大日本帝国憲法発布
明治維新は、日本の歴史において非常に重要な転換点であり、その後の日本の発展に大きな影響を与えました。
戊辰戦争、西南戦争、この内戦は、アメリカが南北戦争で使用し大量に残った武器を、日本に売り払うために仕掛けられたという説があります。
現在までの武器売買の歴史を見てみると同じ歴史が繰り返されています。
その結果テロ集団を生み出してしまっています。
私がグローバリストを許せないのは、自国を愛している者同士を戦わせ金儲けをするという人間とは思えないあり方。
そして、この連中は今でも神を信じる者同士を戦わせている。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教・・・すべて同じ神を愛している人たち。
グローバリストの操り人形である政治家や企業などに宗教観はありません。
そもそも本当に神を信じ神の教えに従っているのなら戦争などしないはず。
宗教も次から次へと時の指導者の都合がいいように書き換えられています。
ほとんどか都合のいい部分だけコピーされた偽物だと思います。
グローバリストの卑怯なやり口を理解したら、繰り返してはいけません。
「日本を愛する人」ここに条件などないと思います。
そして、この国を良くしたいのかどうか。
良くしたいと思う人達が、人種や思想などのちょっとした違いで争ってはいけないと思います。
そして、もっと視野を広く、世界を平和にしたいと願う人達が繋がる時だと思います。
ワクワクする未来を想像しながら!!