神話が廃れると国が滅ぶと言う説が有りますが、最近の子供たちは・・・いや大人も日本神話を語れるのでしょうか?
まずはさらっと記しておきます。
世界の最初に高天原で、別天津神・神世七代という神々が誕生。
これらの神々の最後に生まれてきたのが伊弉諾尊(伊邪那岐命・いざなぎ)・伊弉冉尊(伊邪那美・いざなみ)である。
イザナギ・イザナミの両神は葦原中国に降り、結婚して大八洲と呼ばれる日本列島を形成する島々を次々と生み出していった。
さらに、さまざまな神々を生み出していった。
1部内容ではイザナギは黄泉の国へ向かいその後、黄泉のケガレを祓う為禊をし、この時もさまざまな神々が生まれた。
素戔嗚尊(須佐之男命・すさのを)は根の国へ行途中高天原へと向かう。
天照大神(天照大御神・あまてらす)はスサノヲが高天原を奪いに来たのかと勘違いし、弓矢を携えてスサノヲを迎えた。
スサノヲはアマテラスの疑いを解くために誓約で身の潔白を証明した。
しかし、スサノヲが高天原で乱暴を働いたためアマテラスは天岩戸に隠れた。
そこで、神々は計略でアマテラスを天岩戸から出した。
スサノヲは下界に追放された。
スサノヲは出雲の国に降り、八岐大蛇(八俣遠呂智)を退治し、奇稲田姫(櫛名田比売・くしなだひめ)と結婚する。
スサノヲの子孫である大国主(大己貴命・おほあなむち)はスサノヲの娘と結婚し、少彦名命(すくなひこな)と葦原中国の国づくりを始めた。
出雲神話とはいうものの、これらの説話は『出雲国風土記』には収録されていない。
ただし、神名は共通するものが登場する。
高天原にいた神々は、葦原中国を統治するべきなのはアマテラスの子孫だとした。
そのため、何人かの神を出雲に使わした。
最終的に大国主が自らの宮殿建設と引き換えに、天津神に国を譲ることを約束する。
アマテラスの孫である瓊々杵尊(邇邇藝命・ににぎ)が葦原中国平定を受けて日向に降臨した。
ニニギは木花開耶姫(木花之佐久夜毘売・このはなさくやひめ)と結婚し、木花開耶姫は(主に)火中で御子を出産した。
ニニギの子である海幸彦・山幸彦は山幸彦が海幸彦の釣り針をなくした為、海神の宮殿に赴き釣り針を返してもらい、兄に釣り針を返し従えた。
山幸彦は海神の娘と結婚し彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊(鵜草葺不合命)という子をなした。
ウガヤフキアエズの子が神日本磐余彦尊(神倭伊波礼毘古命・かんやまといわれひこ)、後の神武天皇である。