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伊勢神宮「神宮」というのが正式な名称

Uji-bashi_03パワースポット巡りで訪れる人達が増えていますが、参拝に関しては何も学ばずに来ている人達が目に付きます。

・・・参道のど真ん中を平気で歩いていたり、結界に足を踏み入れたり。

まず、参道の中央は「正中」といって、昔から神さまの通り道とされています。

昔の人たちは真ん中を歩かないように心がけていました。

私たちもそのようにすることが神さまに対する礼儀といえるでしょう。

次に、結界は境界線を示すために、神社・寺院などの境内や建築物では意図的に段差を設けたり、扉や柵、鳥居や注連縄などを用いられます。

鎮守の森や森林や山や海や川や岩や木などは、禁足地である場所も多く、神域や常世と現世の端境を示し、結界としての役割も果たしています。

 

玉砂利について

玉砂利の玉とは「たましい(魂)」「みたま(御霊)」の「タマ(霊)」と同じ意味と、「玉の声」「玉のような赤ちゃん」というように「美しい」「宝石」「大切なもの」という意味もあります。そして「砂利」はあて字で、本来「じゃり」は細かい石の意味の「さざれ(細石)」からきています。よってミタマの籠もった、美しい・宝石のような・大切な小さい石という意味になります。

神宮にもやはり参道には玉砂利が敷いてあります。そして御正殿(御社殿)のまわりには白石(しらいし)が敷きつめてあります。この白石は、遷宮といって二十年に一度、御正殿を造替するお祭りがあり、その際に伊勢市を流れる宮川上流の河原から、自然のままの汚れていない、きれいな丸い白石を持って来て御正殿のまわりに新しく敷きつめるのです。御正殿とその周辺は最も神聖な場所ですから、最高に清浄にしなければいけません。そのために、きれいな白石を敷きつめるのだとされています。つまり敷くことによってその場所をお祓い・お清めする意味があるのです。

このように日本では昔から神聖なところは、さらに清浄にするため、きれいな石を敷きつめたのです。ですから玉砂利も、清浄さを保つために敷かれてあるのでしょう。
鳥居をくぐって参道を進むとき、人は清浄な石を踏むことによってしだいしだいに身を清め、心を鎮めて、最高の状態で祈りが出来るように、気持ちを整えながら神さまのいらっしゃいます神聖な場所へ向かいます。こうした「祈る」までの姿勢の持ち様も、参道の中に込められていて、玉砂利には魂を安らがせ清めるという絶大な効果をもっているのです。

私たちも神社へお参りする時には、参道の玉砂利を踏みしめながら、心身ともに清め、神前へまことの祈りを捧げることができますように心がけましょう。

明治神宮ホームページより

伊勢神宮の歩き方

神宮参拝の順路は、多くの場合まず外宮からというのがならわしです。

外宮は、伊勢市駅から歩いて10分ぐらいです。その後内宮ヘとお参りするのがよいでしょう。なお、時間があれば各別宮へもお参りしてはいかがでしょう。

参拝するときは、二拝(最敬礼を二度行う)次に二拍手(手を二度打つ)次に一拝(最敬礼を一度行う)というのが、一般の作法となっています。

伊勢神宮ホームページより

 

伊勢神宮 – WikipediaIsesangumeishozue_naiku


伊勢神宮
(いせじんぐう)は、三重県伊勢市にある神社。正式名称は地名の付かない「神宮」(じんぐう)。他の神宮と区別するため「伊勢の神宮」と呼ぶこともあり、親しみを込めて「お伊勢さん」「大神宮さん」とも称される。神社本庁の本宗(ほんそう)である。

二十二社(上七社)の一社。また、神階が授与されたことのない神社の一社。古代においては宇佐神宮、中世においては石清水八幡宮と共に二所宗廟の1つとされた。明治時代から戦前までの近代社格制度においては、すべての神社の上に位置する神社として社格の対象外とされた。

伊勢神宮には、太陽を神格化した天照坐皇大御神(天照大御神)を祀る皇大神宮と、衣食住の守り神である豊受大御神を祀る豊受大神宮の二つの正宮があり、一般に皇大神宮は内宮(ないくう)、豊受大神宮は外宮(げくう)と呼ばれる。内宮と外宮は離れているため、観光で内宮のみ参拝の人が多いが、まず外宮を参拝してから内宮に参拝するのが正しいとされている。

広義には、別宮(べつぐう)、摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)、所管社(しょかんしゃ)を含めた、合計125の社宮を「神宮」と総称する。この場合、所在地は三重県内の4市2郡に分布する(後述)。

伊勢神宮は皇室の氏神である天照坐皇大御神を祀るため、皇室・朝廷の権威との結びつきが強い。

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